こんにちは！Taroの投資運用ブログです。
私はNISAを活用してS&P500に投資しつつ、仮想通貨にも分散投資しています。
今日は、Bitwiseの最新リサーチから**「ビットコインの公正価値は3,400万円に達する可能性がある」**という興味深いニュースを取り上げます。
世界的な債務不履行リスクが高まる中で、なぜビットコインが最強のヘッジ手段となるのか？
詳しく解説していきます！
【ビットコインの公正価値は3,400万円！？】
🔹 Bitwiseリサーチの試算とは？
暗号資産（仮想通貨）運用企業**Bitwise（ビットワイズ）**の欧州リサーチ責任者であるAndré Dragosch氏は、**ビットコインの公正価値を約21万9,000ドル（約3,400万円）**と試算しました。
その根拠となったのが、G20諸国の国債市場のデフォルトリスクです。
さらに、もしG20諸国すべてがデフォルトするという極端なシナリオでは、
**1BTCあたり350万ドル（約5億4,400万円）**に達する可能性があるとも言われています。
【なぜビットコインが最強のヘッジ手段なのか？】
✅ 国家債務危機のリスクとは？
現在、世界の主要国では債務の膨張が深刻な問題となっています。
例えば、
🔹 米国の公的債務：GDPの123%に相当する36兆ドル（5,597兆円）
🔹 フランスの10年国債スプレッド：過去最高値
🔹 英国のスワップスプレッド：政府リスクのプレミアムが高騰
過去200年間で、320回もの国家債務不履行（デフォルト）が発生しており、
今後も主要国の財政リスクが高まる可能性が指摘されています。
このような状況下、安全な資産への逃避需要が高まると予想されます。
✅ ビットコイン vs. 金（ゴールド）
債務リスクやインフレリスクのヘッジ手段として、これまで金（ゴールド）が最強とされてきました。
しかし、Bitwiseはビットコインの方が優れていると指摘しています。
ビットコインが金よりも優れている理由
✔ 分散化されたネットワークによる保護（政府が介入できない）
✔ 仲介者が不要で、カウンターパーティリスクがない
✔ 中央機関による検閲や没収の対象にならない
✔ 希少性が金よりも高く、供給増加率が極めて低い（0.9%/年）
つまり、政府の財政リスクが高まるほど、ビットコインの価値が見直される可能性が高いというわけです。
【市場の反応と今後の展望】
✅ 短期的な影響
現在のところ、G20諸国の主要国が直ちにデフォルトする可能性は低いとされています。
そのため、短期的にビットコイン価格が急騰する可能性は高くないでしょう。
しかし、債務不履行リスクやインフレ懸念が高まる局面では、ビットコインの需要が急増する可能性があります。
✅ 長期的な展望
2024年には、ビットコインは世界で最も希少な主要資産になると予想されています。
現在、**ビットコインの供給増加率はわずか0.9%**であり、
これは金（1.6%）や銀（2.2%）よりもはるかに低い水準です。
そのため、ビットコインは国家の財政リスクやインフレリスクに対する最適なヘッジ手段となりうるのです。
【まとめ】
✅ Bitwiseリサーチによると、ビットコインの公正価値は3,400万円！
✅ 国家債務不履行リスクの増大が、ビットコインの価値を押し上げる可能性
✅ 金（ゴールド）よりも優れた価値保存手段として、長期的な需要が高まる見込み
✅ 短期的には即座の値上がりは期待しにくいが、長期的には有望な投資先
今後も、各国の財政リスクやインフレ状況を注視しながら、ビットコインの価値がどのように評価されていくのかを見守る必要がありますね。
