世界中でビットコインを「財務資産」として保有する上場企業が増加しており、その数は70社以上に達しています。これは、ビットコインが価値の保存手段としての役割を強め、企業が自社資産の保全や成長戦略に活用しているためです。
企業がビットコインを保有する理由とは？
1. インフレ対策
ビットコインは供給量が2100万BTCと決まっており、法定通貨がインフレの影響を受ける中で資産の価値を保つ手段として期待されています。
2. 株価への影響
米マイクロストラテジーは、保有するビットコインが企業価値を高め、株価の押し上げにもつながっています。同社は44万4262BTCを保有し、他社を圧倒する規模です。
3. ポートフォリオの多様化
従来の外貨や不動産だけでなく、ビットコインのような新しい資産クラスを取り入れることでリスクを分散し、安定的な経営を目指しています。
日本企業の動向
日本でもメタプラネット、ネクソン、リミックスポイントなどがビットコインを保有し、資産防衛の手段として取り組んでいます。特にメタプラネットは、マイクロストラテジーをモデルにビットコイントレジャリー事業を開始し、今後さらに保有量を増やす予定です。
仮想通貨はリスクがある一方で、企業の財務戦略の一部として注目されています。私たちも未来を見据えた投資のあり方を学んでいきましょう！
